トーセンファンタス（2005年生、母ファンジカ）

トーセンファンタス（2005年4月20日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋素晴らしい（ｆａｎｔａｓｔｉｃ）からの造語」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時7歳）と交配したファンジカが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2008年の一般C2十三。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、島川隆哉によって1億2,600万円で落札された。

佐藤浩一厩舎（水沢）へ入厩。

3歳（2008年）

12月13日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、一般C2十九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。馬体重は501kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキタノエンペラーに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月28日、中1週で迎えた2戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタニオブシャルマンに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4歳（2009年）

3月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 曇/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい14着に敗れた。