グランジョルノ（2022年生、母ヴィータアレグリア）

グランジョルノ（2022年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「素晴らしい一日(伊)」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドドリーム（当時9歳）と交配したヴィータアレグリアが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2025年の雲取賞(Jpn3)で2着に入った他、2024年のJBC2歳優駿(Jpn3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

8月24日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のキミオモウハナに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月4日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳Jpn3のJBC2歳優駿（門別ダート1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったソルジャーフィルドにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

12月11日、中4週で迎えた3戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、2歳Jpn1の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

3歳（2025年）

2月19日、中9週で迎えた4戦目は、3歳Jpn3の雲取賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったジャナドリアに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

4月29日、中9週で迎えた5戦目は、3歳Jpn1の羽田盃（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

8月31日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの白川郷ステークス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に敗れた。