カスタディーヴァ（2000年生、母アルページ）

カスタディーヴァ（2000年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「最高の歌姫、ベリーニのオペラの題名」。毛色は鹿毛。種牡馬のカーネギー（当時9歳）と交配したアルページが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方5戦0勝。

経歴

デビュー前

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

10月6日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は422kg。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

3歳（2003年）

1月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

2月8日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

3月16日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中谷雄太騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

4月28日、中5週で馬体重を前走から19kg戻して迎えた5戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた6戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず3着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた7戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

6月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、リードを5馬身以上確保して、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。