アカプルコノユウヒ（2013年生、母クインズプライド）

アカプルコノユウヒ（2013年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アカプルコの夕日。世界一きれいな夕日」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフォーティナイナーズサン（当時12歳）と交配したクインズプライドが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方9戦0勝。

経歴

デビュー前

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

12月5日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は424kg。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

3歳（2016年）

4月9日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったジイサマにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

5月21日、中2週で迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい15着に敗れた。

6月19日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた6戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

7月17日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

9月13日、中4週で迎えた9戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

9月20日、連闘で迎えた10戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた11戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

12月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、冬木立特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

4歳（2017年）

3月23日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、一般B2四（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた14戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、能登桜まつり特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

5月16日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた15戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

5月28日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた16戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた17戦目は、青電車創立50周年記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、3着を確保した。