パワースナッチ（2022年生、母スナッチマインド）

パワースナッチ（2022年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ウエイトリフティング種目名。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のBricks and Mortar（当時8歳）と交配したスナッチマインドが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

9月21日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月17日、中7週で迎えた2戦目は、T.マーカンド騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、息長く末脚を伸ばして、最後は2着のマイネルフーガに1馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2025年）

2月15日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

4月6日、中6週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

5月31日、中7週で迎えた5戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアサクサグレースに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

8月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスの飯豊特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は津村明秀騎手（3戦0勝）。17頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

10月5日、中5週で迎えた7戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのtvk賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。17頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では伸びを欠き17着に敗れた。