ダンツキングオー（1998年生、母Stately Bride）

Dantsu King O

1998.05.20

ダンツキングオー（1998年5月20日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のDiesis（当時18歳）と交配したStately Brideが16歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

2歳のとき、早田牧場新冠支場から「プレミア3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、山元哲二によって5,302.5万円で落札された。

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

7月15日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

3歳（2001年）

6月9日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた3戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のカリスマシチーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下の北洋特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の十和田湖特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた7戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、アルファルド特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の美唄特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。