ヤングヤング（2003年生、母ヤングラブダンサー）

ヤングヤング（2003年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のリキアイワカタカ（当時9歳）と交配したヤングラブダンサーが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）マツケン農場。戦績は、地方28戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の一般C2三四五。

経歴

デビュー前

田辺陽一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2005年）

7月30日、デビュー戦は甲斐年光騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で甲斐年光騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で甲斐年光騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

10月11日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で甲斐年光騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月9日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で甲斐年光騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

12月23日、中5週で迎えた6戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で甲斐年光騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

3歳（2006年）

1月24日、中4週で迎えた7戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったリュウノブライアンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月21日、中3週で迎えた8戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた9戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

5月15日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、テラノシンゴンにクビ差交わされて2着となった。

6月11日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

7月6日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

8月21日、中6週で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた17戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦のさざんか特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月12日、中4週で迎えた19戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のウイングバードに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2007年）

1月2日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2六七（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

1月29日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のフジキドリームをクビ差振り切って2勝目を獲得した。

2月26日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2一二（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

4月9日、中5週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の一般C1六 C2二（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（5戦2勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

5月14日、中4週で迎えた24戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた25戦目は、芦ノ湖特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

7月2日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

7月20日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（9戦2勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に敗れた。

8月15日、中3週で迎えた28戦目は、ほうおう座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（9戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず9着に敗れた。