ナリタキングスター（2000年生、母サークルオブチョーク）

ナリタキングスター（2000年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋王様＋星」。毛色は栗毛。種牡馬のデザートキング（当時6歳）と交配したサークルオブチョークが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中脇一幸。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方15戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年のミッドサマー特別(B3-1)。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

4月20日、デビュー戦は河北通騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では稲妻のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

5月4日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた3戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったレールマランに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

6月8日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

6月22日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は河北通騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では伸びを欠き18着に敗れた。

7月12日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月24日、中5週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で河北通騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

9月14日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で河北通騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で河北通騎手（6戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月5日、連闘で迎えた10戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で河北通騎手（7戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月26日、中6週で馬体重を前走から26kg減らして迎えた11戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、サンスポ桜橋特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

4歳（2004年）

1月3日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上C2-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

1月28日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C2-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

3月10日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた15戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月19日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C2-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るファストコジーンを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

5月25日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーセンスルーを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月22日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた21戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、北淡町震災記念公園特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月19日、中3週で迎えた22戦目は、ミッドサマー特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のセトドリームに4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

8月4日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上B1-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた24戦目は、リフレッシュパーク市川特別（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月24日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上A3-2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。