バルトロメウ（2017年生、母マリアロワイヤル）

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、谷掛龍夫によって1億3,500万円で落札された。

3歳（2020年）

1月12日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、5着に終わった。

5月31日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り雨/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月5日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のワイワイキングに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2021年）

1月23日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの宝満山特別（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったホウオウエクレールに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月20日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のコスモブルーノーズに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

9月5日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスの筑後川特別（小倉芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた7戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの木曽川特別（中京芝2200m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

11月6日、中6週で迎えた8戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの能勢特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

5歳（2022年）

1月16日、中9週で迎えた9戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの宇佐特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

10月15日、約9か月の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスの能勢特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（3戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

12月11日、中7週で迎えた11戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（阪神芝2400m 外回り曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

2023年1月18日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。