コロナボレアリス（2011年生、母アルフェッカ）

コロナボレアリス（2011年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「かんむり座。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のファンタスティックライト（当時15歳）と交配したアルフェッカが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富菜牧場。戦績は、中央平地12戦2勝。主な勝ち鞍は2017年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,260万円（6.3万×200口）で一口馬主が募集された。

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

6月28日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた2戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマダムアグライアに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

8月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

5歳（2016年）

4月30日、約21か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

8月7日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた6戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

10月23日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6歳（2017年）

1月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた8戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授のガッツでゴールまで頑張り、5着を確保した。

2月13日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のジャストザヨコハマをクビ差振り切って久々に勝ち星を挙げた。

3月12日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて16着に終わった。

6月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、3歳以上1000万下の洲本特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（2戦1勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

11月26日、約6か月の休養明けで迎えた12戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず最後はディアエナと並んで12着同着となった。