アンジュメロディ（2022年生、母サンドミエシュ）

Ange Melody

2022.02.04

アンジュメロディ（2022年2月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のミスターメロディ（当時7歳）と交配したサンドミエシュが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は木下牧場。主な勝ち鞍は2025年のニューフェイス賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前山友厚から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

佐藤博紀厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2025年）

3月4日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、3歳戦のニューフェイス賞（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は463kg。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るディセプティコンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月21日、中6週で迎えた2戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したラグーンリバティにクビ差届かず2着に惜敗した。

5月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦のブリーズ賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったエクセルボビーを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

9月9日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、3歳戦の啄木鳥特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエニーサンダーに2馬身の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

10月16日、中4週で迎えた5戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのサルビアカップ（川崎ダート2000m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

10月30日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、実りの秋特別（浦和ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井光輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた7戦目は、モルト賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井光輔騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るファセットを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。