スギノダハール（1995年生、母ステールアイアン）

スギノダハール（1995年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダハール（当時14歳）と交配したステールアイアンが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鹿戸正幸。戦績は、中央平地15戦1勝、中央障害4戦0勝、地方17戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

9月14日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は454kg。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着を確保した。

9月28日、中1週で迎えた2戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた3戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた4戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では長く末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のベリーバンダムに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のエリカ賞（阪神芝2000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

12月14日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、2歳オープンの中京3歳ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（2戦1勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

3歳（1998年）

2月8日、中7週で迎えた8戦目は、4歳500万下の寒桜賞（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた9戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた10戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた11戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた12戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 小雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で白浜雄造騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた13戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のマロニエ賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた14戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は白浜雄造騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

4歳（1999年）

3月27日、約10か月の休み明けで迎えた15戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（4戦1勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

5月1日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川合達彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川合達彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で川合達彦騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月19日、中8週で迎えた20戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、ネプチューン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、清里焼酎浪漫倶楽部特別（札幌(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。14着に終わった。

12月22日、中5週で迎えた22戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、冬至特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

5歳（2000年）

1月2日、中1週で迎えた23戦目は、迎春特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は川島洋人騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月13日、中5週で迎えた24戦目は、山口盛弘騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた25戦目は、福原好隆騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月11日、連闘で迎えた26戦目は、一般C1ロ C2イ（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口盛弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた27戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で青木秀之騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月21日、中0週で迎えた29戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で青木秀之騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた30戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月15日、中0週で迎えた31戦目は、一般C2ハ C3イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた32戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月1日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、一般C2ハ C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青木秀之騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木秀之騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3ニ C4イ（足利ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月5日、中0週で迎えた36戦目は、一般C3ニ（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。