タカカゼ（1996年生、母ヘイアンマテリアル）

タカカゼ（1996年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリファーズウィッシュ（当時20歳）と交配したヘイアンマテリアルが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）ショウリ牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方14戦0勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

3月6日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

5月9日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したオスカーレディーを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

5月22日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

7月3日、中5週で迎えた4戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

8月14日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスナークキャンドルに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月18日、中4週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

11月29日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1800m 小雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（2000年）

5月21日、約6か月の休み明けで迎えた9戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた10戦目は、一般B3イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた11戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般B3ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般B2ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般B3ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋久輝騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小嶋久輝騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた16戦目は、一般B3ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小嶋久輝騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月1日、中3週で迎えた17戦目は、一般B3イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小嶋久輝騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小嶋久輝騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月23日、中5週で迎えた19戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、SAN国ヤングジョッキーカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた20戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた21戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。