ガバナーファイター（1990年生、母スイセイカイカ）

ガバナーファイター（1990年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のジユアンジヨ（当時13歳）と交配したスイセイカイカが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）松平牧場。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

7月11日、デビュー戦は谷中公一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/良）に出走。馬体重は376kg。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた2戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた5戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったキングタートルに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

10月11日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るナラライジングを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

10月18日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系3歳400万下のアラブ3歳特別（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

11月15日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系3歳400万下（福島ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で土谷智紀騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた10戦目は、酒井健二騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳400万下のアラブ3歳特別（中京ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳オープン（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（7戦1勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた12戦目は、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は酒井健二騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。