スギノビッグラン（1992年生、母Retinue）

Sugino Big Run

1992.02.29

スギノビッグラン（1992年2月29日）は、カナダで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のTwo Punch（当時9歳）と交配したRetinueが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方5戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

安田伊佐夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

3月5日、デビュー戦は安田康彦騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は544kg。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝2200m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安田康彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったナムラソレイユに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月12日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

11月18日、連闘で迎えた6戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4歳（1996年）

5月6日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた10戦目は、和田正美騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月1日、中5週で迎えた11戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、佐賀競馬ジョッキーズグランプリ第1戦（佐賀ダート1700m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月13日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた12戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月3日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた13戦目は、C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマチカネロクダンから4馬身差の2着に敗北した。