チュラビックタイム（2022年生、母ベリーベリータイム）

チュラビックタイム（2022年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「美しい(沖縄方言)+凄い時間」。毛色は栗毛。種牡馬のビッグアーサー（当時11歳）と交配したベリーベリータイムが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は槙本牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、槇本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

8月17日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた2戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月20日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤新騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月16日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤新騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

3歳（2025年）

1月25日、中9週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤新騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤新騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

4月20日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤新騎手（6戦0勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したブルーカミングにクビ差届かず2着となった。

5月10日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で斎藤新騎手（7戦0勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のメイショウタイピンに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月25日、中1週で迎えた10戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

7月20日、中7週で迎えた11戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。