インプロペリア（2022年生、母パストフォリア）

インプロペリア（2022年2月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ローマ、カトリック教会の聖金曜日『十字架の礼拝』の典礼聖歌」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時14歳）と交配したパストフォリアが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

森一誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

11月16日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキアラメンテに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2025年）

3月8日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、牝馬限定3歳G2のフィリーズレビュー（阪神芝1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。