マルターズハリアー（2000年生、母Vena）

Maltese Harrier

2000.02.14

マルターズハリアー（2000年2月14日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋チュウヒ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時6歳）と交配したVenaが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

12月8日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。馬体重は486kg。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のナイキアライブに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月22日、中1週で迎えた2戦目は、2歳オープンのホープフルステークス（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい8着に終わった。

3歳（2003年）

1月5日、中1週で迎えた3戦目は、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

4月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の山藤賞（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。