バレンシアゴールド（1988年生、母ダイナサフラン）

バレンシアゴールド（1988年4月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパドスール（当時9歳）と交配したダイナサフランが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方23戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1991年の一般C5-2。

経歴

デビュー前

高橋成忠厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

1月27日、デビュー戦は佐伯清久騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は480kg。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

2月2日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた3戦目は、4歳新馬（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は佐伯清久騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

3月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐伯清久騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐伯清久騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた7戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

6月23日、中7週で迎えた8戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、4歳（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた9戦目は、戸梶由則騎手を鞍上に迎えて、4歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったチェリーナイスから5馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中5週で迎えた10戦目は、一般C5-8（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハリーアップに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月2日、中2週で迎えた11戦目は、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のカツラギスターに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月29日、中3週で迎えた12戦目は、一般C5-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキングダイコクに4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

10月8日、連闘で迎えた13戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C5-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカネダイカチドキに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテルノミサイルに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月8日、中4週で迎えた15戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月17日、連闘で迎えた16戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1992年）

1月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（4戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた18戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、冬牡丹特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた19戦目は、立春特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月8日、中4週で迎えた20戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（6戦2勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月17日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（7戦2勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月4日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた22戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（8戦2勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月13日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた23戦目は、一般C4-9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（4戦3勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は徳留康豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月5日、中9週で迎えた25戦目は、長月特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（9戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフォースシクレノンから半馬身差の2着となった。

10月4日、中3週で迎えた26戦目は、赤とんぼ特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（5戦3勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月13日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったニューランナーから3馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた28戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（7戦3勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクロスファイアから半馬身差の2着となった。

12月5日、中3週で迎えた29戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（8戦3勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月14日、連闘で迎えた30戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で明神繁正騎手（9戦3勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。