トルーライト（1989年生、母ベルネスキー）

トルーライト（1989年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のギャロップダイナ（当時9歳）と交配したベルネスキーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）静内酒井牧場。戦績は、中央平地14戦1勝2着1回、中央障害7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

8月18日、デビュー戦は清水英次騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

3歳（1992年）

4月4日、約7か月半の休養明けで迎えた2戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。17頭立ての9番人気で大外17番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、シロキタムテキに3/4馬身交わされて2着となった。

5月17日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

5月24日、連闘で迎えた6戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた8戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に敗れた。

6月27日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

8月29日、中8週で迎えた10戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月5日、連闘で迎えた11戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のニアレストに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月3日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上500万下の布引特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に終わった。

10月31日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた14戦目は、4歳以上500万下の藤森特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（4戦1勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

12月5日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスタープラネットからアタマ差の2着に甘んじた。

12月19日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったビックフォルテから半馬身差の2着に敗れた。

4歳（1993年）

1月6日、中2週で迎えた17戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルデッドクロスに1馬身3/4の差をつけて断然の支持に応えた。

2月14日、中5週で迎えた18戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は4戦連続で出津孝一騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた19戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で出津孝一騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（春）（阪神障害芝3150m 晴/良）に55kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で出津孝一騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた21戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で出津孝一騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。