テンジンオリバー（1988年生、母ニツトウチドリ）

Tenjin Oliver

1988.06.23

テンジンオリバー（1988年6月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時16歳）と交配したニツトウチドリが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日東牧場。戦績は、中央平地8戦0勝。

経歴

デビュー前

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

11月10日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/重）に出走。馬体重は508kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

3歳（1991年）

2月17日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

4月21日、中8週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

5月25日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部幸雄騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

9月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月27日、中4週で迎えた8戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 雨/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。