キューティブロンド（2000年生、母ブラッシングブロンド）

キューティブロンド（2000年2月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「かわいい金髪の子」。毛色は栗毛。種牡馬のトニービン（当時17歳）と交配したブラッシングブロンドが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額2,000万円（50万×40口）で一口馬主が募集された。

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

6月15日、デビュー戦は小池隆生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。

7月6日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

12月8日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は小池隆生騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

3歳（2003年）

3月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は失速してしまい12着に終わった。

7月19日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（4戦0勝）。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小池隆生騎手（5戦0勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

9月14日、中5週で迎えた8戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

9月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。