ケイテンアイジン（2022年生、母カシノティーダ）

ケイテンアイジン（2022年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「敬天愛人。天を敬い人を愛すること」。毛色は青毛。種牡馬のアレスバローズ（当時10歳）と交配したカシノティーダが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は熊本県、生産者は本田土寿。2024年のひまわり賞(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、本田土寿から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場され、岡浩二によって715万円で落札された。

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

6月30日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は482kg。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るレーニスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月20日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエイヨーアメジストを3/4馬身振り切って2勝目を掴み取った。

8月25日、中4週で迎えた3戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の新潟2歳ステークス（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて10着に終わった。