カシワズロイヤル（1990年生、母カシワズグレース）

経歴

デビュー前

3歳（1993年）

1月30日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/重）に出走。馬体重は440kg。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた2戦目は、安藤賢一騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

3月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

5月30日、中6週で迎えた6戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた7戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

7月31日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は西園正都騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月15日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したセントエトランゼにアタマ差届かず2着に甘んじた。

8月28日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は上村洋行騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るパワーバランスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月26日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

5歳（1995年）

8月5日、約22か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上500万下の洞海特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

8月13日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の有田特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6歳（1996年）

3月23日、約7か月半の休み明けで迎えた16戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に敗れた。

4月20日、中3週で迎えた17戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月1日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手（4戦0勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

6月30日、中3週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の足立山特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（6戦0勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿元嘉和騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

8月10日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿元嘉和騎手（8戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下の九重特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿元嘉和騎手（9戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のアンビシャスをアタマ差振り切って久方ぶりに勝利を挙げた。

9月1日、連闘で迎えた25戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手（10戦1勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（11戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

10月20日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた28戦目は、4歳以上500万下の喜多方特別（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（12戦1勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿元嘉和騎手（13戦1勝）。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず12着に終わった。

7歳（1997年）

6月1日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた30戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿元嘉和騎手（14戦1勝）。17頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた31戦目は、5歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿元嘉和騎手（15戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

7月13日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた32戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿元嘉和騎手（16戦1勝）。17頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で柿元嘉和騎手（17戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた34戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1000m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

8月24日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

8月30日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。