エイシントンコウ（2001年生、母エイシンブレーン）

エイシントンコウ（2001年2月19日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋中国の地名（敦煌）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のSouvenir Copy（当時6歳）と交配したエイシンブレーンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。戦績は、中央平地8戦1勝、中央障害3戦0勝。主な勝ち鞍は2003年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

11月8日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のローズギャラリーに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月6日、中3週で迎えた2戦目は、2歳500万下のつわぶき賞（中京芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦1勝）。17頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた3戦目は、2歳500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい13着に敗れた。

3歳（2004年）

6月27日、約6か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳以上500万下の城崎特別（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で野元昭嘉騎手（3戦1勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた5戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の筑紫特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下のマカオジョッキークラブトロフィー（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

10月3日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（6戦1勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた9戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。13着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で白坂聡騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で白坂聡騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。