アモールファティ（2019年生、母インプレショニスト）

アモールファティ（2019年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「自分の人生に愛を。ニーチェによって提唱された哲学用語」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時12歳）と交配したインプレショニストが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松浦牧場。主な勝ち鞍は2023年のC3三4歳以上(C3三)。

経歴

デビュー前

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

9月25日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

11月20日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

3歳（2022年）

2月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3月19日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

4月28日、中5週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた6戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、4着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた7戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐々木世麗騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

6月23日、中3週で迎えた9戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったアーテルレクスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

7月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木世麗騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた13戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、ファイティングジョッキー賞（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

12月20日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

4歳（2023年）

1月2日、中1週で迎えた15戦目は、C3三4歳以上（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木世麗騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルシャテールを鬼脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月18日、中1週で迎えた16戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

4月4日、中7週で迎えた18戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた20戦目は、濱尚美騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で濱尚美騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で濱尚美騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で濱尚美騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で濱尚美騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で濱尚美騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で濱尚美騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた27戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド園田第1戦（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月29日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったデイジーフラッシュに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

10月19日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は佐々木世麗騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

11月28日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた31戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐々木世麗騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

12月19日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のドントルックバックに1馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

5歳（2024年）

1月3日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったイザワンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

1月25日、中2週で迎えた34戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったユキマルに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

3月26日、中2週で迎えた37戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は下原理騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた38戦目は、塩津璃菜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

5月8日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた39戦目は、青木優也来場記念スパニッシュ・フライ7ハロン（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。