テンマサルオー（1996年生、母ヒンドソロン）

テンマサルオー（1996年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時7歳）と交配したヒンドソロンが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は棚川光男。戦績は、中央平地1戦0勝、地方6戦2勝2着1回。1998年のウィナーズチャレンジで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、棚川光男から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

5月27日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったカミワザからクビ差の2着に惜敗した。

6月3日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のクラタイガーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月1日、中3週で迎えた3戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月5日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、2歳オープンのコスモス賞（札幌芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は斉藤正弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

10月7日、中4週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた5戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のワイエスレインボーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月4日、中3週で迎えた6戦目は、2歳オープンの札幌3才特別（札幌(地)ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、2歳G3の北海道3歳優駿（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（5戦2勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。