ピエルナフェルテ（2020年生、母スマートアルティラ）

ピエルナフェルテ（2020年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「強い脚(西)」。毛色は鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時11歳）と交配したスマートアルティラが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内フアーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C2一。

経歴

デビュー前

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

4月23日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

7月25日、中8週で迎えた3戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナティレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

9月2日、中5週で迎えた4戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

10月19日、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のサンセットベリーを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月16日、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。