アメリカンメモリー（1987年生、母ザツツマイパル）

経歴

デビュー前

2歳（1989年）

11月5日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。18頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを16番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた2戦目は、山本康二騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

3歳（1990年）

6月23日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は田原成貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田原成貴騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた6戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

8月26日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で山田泰誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた10戦目は、上籠勝仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

11月10日、中3週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上籠勝仁騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

4歳（1991年）

7月13日、約8か月の休み明けで迎えた12戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の由布院特別（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。

7月27日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の日田特別（小倉芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の都井岬特別（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

8月25日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

8月31日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の高千穂特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。