サクラブレイブ（1996年生、母サクラハッスル）

サクラブレイブ（1996年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時14歳）と交配したサクラハッスルが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）谷岡牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着4回、中央障害3戦0勝、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

小島太厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

9月5日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり3着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

3歳（1999年）

1月10日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

2月28日、中4週で迎えた5戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた6戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の’99ベストスパー特別（4）（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

4月10日、中3週で迎えた7戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったパスカに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

4月24日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ミヨノエルフに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったウエスタンタイガーにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

5月30日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮戦したが、マイネルクーリエに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月12日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のウィスキーソーダに3馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月8日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の両津湾特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

9月18日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた13戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた14戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた15戦目は、マルチグレート特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は田中剛騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2000年）

2月6日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、T.マジョルクリック騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月25日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに32kg増やして迎えた19戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた21戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。