カレンチャンキー（2020年生、母カレンコティヤール）

Curren Chunky

2020.04.22

カレンチャンキー（2020年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+グラマーな体。理想の彼女」。毛色は鹿毛。種牡馬のアスカクリチャン（当時13歳）と交配したカレンコティヤールが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はびらとり牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

12月24日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は460kg。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず18着に終わった。

3歳（2023年）

2月25日、中8週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して3番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

5月6日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったシャドウダッチェスに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

5月21日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に敗れた。

7月16日、中7週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋山真一郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、エランティスに交わされて2馬身差の2着となった。

8月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で秋山真一郎騎手（5戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま精一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のメイショウホウセンに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

12月10日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で秋山真一郎騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

4歳（2024年）

1月7日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で秋山真一郎騎手（7戦1勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4月16日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、千野稜真騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（浦和ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に敗れた。

5月24日、中4週で迎えた10戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、鈴蘭特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のウインオワーズをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

デビュー前

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

6月28日、中4週で迎えた11戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、館山特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のモンバイトに7馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

7月16日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の七夕月特別（浦和ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のアルフィーノに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月24日、連闘で迎えた13戦目は、三浦国際市民マラソン特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く粘り込んで、最後は2着のマインドユアミモザをアタマ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

8月22日、中3週で迎えた14戦目は、マルチヒーロー特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口達弥騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた15戦目は、馬産地日高特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山口達弥騎手（4戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月8日、中4週で迎えた16戦目は、やまびこ祭りサンキュー特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は千野稜真騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアジアミッションに2馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

11月5日、中3週で迎えた17戦目は、ノベンバー賞（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千野稜真騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。