パピアスハンズ（1985年生、母ゴールデンハンズ）

パピアスハンズ（1985年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハビアスコーパス（当時13歳）と交配したゴールデンハンズが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は清野薫。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回、地方8戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

小池滋厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1988年）

5月1日、デビュー戦は遠藤茂騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は477kg。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月6日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で遠藤茂騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクニヒコボーイに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月17日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で遠藤茂騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で遠藤茂騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で遠藤茂騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のアカネコンバタントに半馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

8月8日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で遠藤茂騎手（5戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた7戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダービーナスから8馬身差の2着となった。

9月6日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は遠藤茂騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のシナノテイオーに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月6日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るニイタカヤマを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を手にした。

12月17日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の北総特別（中山芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で安田富男騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

4歳（1989年）

1月16日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安田富男騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、勝ったビクトリアエースにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

2月5日、中2週で迎えた14戦目は、樋口弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の太宰府特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の皿倉山特別（小倉芝2600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で樋口弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の白井特別（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は安田富男騎手（5戦1勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。