ニシノゲルマニウム（2022年生、母トーセントルマリン）

ニシノゲルマニウム（2022年1月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+元素名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアルアイン（当時8歳）と交配したトーセントルマリンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はメイタイファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中山高鹿康から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

9月21日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

10月14日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

11月12日、中3週で迎えた3戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

11月22日、中0週で迎えた4戦目は、2歳（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川智史騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で細川智史騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

3歳（2025年）

1月4日、中1週で迎えた7戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は細川智史騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のノーブルカグラに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップストロベリー賞（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で細川智史騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で細川智史騎手（7戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。