コスモカルティエ（2018年生、母Expensive Date）

Cosmo Cartier

2018.01.28

コスモカルティエ（2018年1月28日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ヨーロッパ競馬における年度代表賞。父が選出された経歴より」。毛色は栗毛。種牡馬のGleneagles（当時6歳）と交配したExpensive Dateが7歳のときに産んだ仔が本馬である。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

6月28日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 雨/不良）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入った。

7月25日、中3週で迎えた2戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

3歳（2021年）

1月11日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい最後はスバラシイヒビと並んで10着同着となった。

2月28日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

6月20日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

7月26日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアンバー賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月29日、中4週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が悪くなり18着に敗れた。

2021年9月2日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月7日、中5週で迎えた9戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

12月9日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

2021年12月17日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。