パープルホーラー（1988年生、母モアーホーラー）

Purple Hauler

1988.05.23

パープルホーラー（1988年5月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミルジヨージ（当時13歳）と交配したモアーホーラーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）鮫川牧場。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

4月27日、デビュー戦は内山正博騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は420kg。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のフミノデージーに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

6月8日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳オープンの白百合ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

12月15日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

4歳（1992年）

1月5日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

3月7日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた7戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1800m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月26日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

5月9日、中1週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた9戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（4戦1勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。