オンワードベスト（1996年生、母オンワードナンシー）

オンワードベスト（1996年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のラストタイクーン（当時13歳）と交配したオンワードナンシーが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地12戦1勝、中央障害6戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

5月9日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は492kg。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

5月15日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝2000m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイユーラムセスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月5日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下（東京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

4歳（2000年）

1月29日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

2月12日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた6戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は二本柳壮騎手（3戦1勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

5歳（2001年）

1月7日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は梶晃啓騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（4戦1勝）。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（5戦1勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京芝2500m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は梶晃啓騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の渥美特別（中京芝2500m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

5月4日、中6週で迎えた13戦目は、今井規和騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月19日、中1週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で今井規和騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードケンユーから半馬身差の2着となった。

12月2日、約6か月半の休み明けで迎えた15戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（2002年）

2月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月7日、中6週で迎えた17戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に57kgの軽斤量で出走。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスプリングトーカイから1馬身3/4差の2着となった。

4月20日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。