スイートパッセ（2003年生、母カフェショコラ）

スイートパッセ（2003年4月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋通過する（バレエ用語）」。毛色は青毛。種牡馬のテイエムオペラオー（当時7歳）と交配したカフェショコラが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

後藤由之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

5月7日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月8日、中8週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したハタノスティングにハナ差届かず2着となった。

8月6日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

10月1日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村田一誠騎手（3戦0勝）。17頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。