ノーザンストレイン（2001年生、母ビーマイストレイン）

ノーザンストレイン（2001年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父父父名の一部＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のペンタイア（当時9歳）と交配したビーマイストレインが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田一夫。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、地方24戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の一般C3二イ。

経歴

デビュー前

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

9月14日、デビュー戦は梶晃啓騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は472kg。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

3歳（2004年）

1月5日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

5月2日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は梶晃啓騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は木幡初広騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

6月26日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は梶晃啓騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

7月17日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

8月21日、中4週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で梶晃啓騎手（4戦0勝）。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、伸びてきたコアレスフォルテ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

9月11日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で梶晃啓騎手（5戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月18日、中9週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた12戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の紅葉特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したアタックヴェーラを差し切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月30日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1五アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（2005年）

1月2日、中2週で迎えた15戦目は、初茜特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月18日、中6週で迎えた16戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

4月22日、中8週で迎えた17戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

5月31日、中5週で迎えた18戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた19戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、撫子特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2二（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

10月24日、約3か月の休み明けで迎えた22戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた25戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

5歳（2006年）

1月6日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2七八（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入った。

1月26日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したフォワードにアタマ差届かず2着となった。

7月28日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた28戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

8月22日、中3週で迎えた29戦目は、ビーチサイド特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた30戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

11月17日、中7週で迎えた31戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3一ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（7戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

12月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

6歳（2007年）

1月11日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた34戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は森下博騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のマジックライトに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた35戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。