スペロ（2020年生、母ビクトリアクロス）

Spero

2020.04.09

スペロ（2020年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「希望(ラテン語)」。毛色は栗毛。種牡馬のインカンテーション（当時10歳）と交配したビクトリアクロスが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はグラストレーニングセンター。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北島牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、Gリビエール・レーシングによって451万円で落札された。

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月29日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3歳（2023年）

2月4日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

3月4日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい10着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず16着に敗れた。

6月18日、中9週で迎えた5戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。