ポリッシュジョー（1997年生、母コイジョウ）

ポリッシュジョー（1997年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のポリッシュネイビー（当時13歳）と交配したコイジョウが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）セントラル・スタッド。戦績は、中央平地20戦1勝、中央障害4戦1勝、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

8月7日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は490kg。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた3戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月16日、中3週で迎えた5戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

3歳（2000年）

3月18日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は伊藤直人騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山義行騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のマルチトップ特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

5月2日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、3歳戦の’00ベストステッキ特別（3）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の2000川崎フラワー賞3（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月10日、中3週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた15戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

7月8日、連闘で迎えた17戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた18戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤直人騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤直人騎手（8戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた20戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤直人騎手（9戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた21戦目は、4歳未勝利（札幌芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤直人騎手（10戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた22戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤直人騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のスーパーベップを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

10月8日、中2週で迎えた23戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた24戦目は、’00フレンドリーサドル特別（5）（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は横山義行騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

4歳（2001年）

7月15日、約8か月半の休み明けで迎えた25戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（9戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のサマーキンバリーに3馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

8月18日、連闘で迎えた27戦目は、ハンデJ・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に57kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（10戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月17日、約3か月の休み明けで迎えた28戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。