フリーダムソート（2015年生、母ウイニングティアラ）

フリーダムソート（2015年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「思想の自由」。毛色は栗毛。種牡馬のキングヘイロー（当時20歳）と交配したウイニングティアラが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。主な勝ち鞍は2019年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

西村真幸厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

6月11日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

7月16日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

9月23日、中9週で迎えた3戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

10月29日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着を確保した。

11月26日、中3週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国分恭介騎手（3戦0勝）。18頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

12月3日、連闘で迎えた7戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で国分恭介騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で国分恭介騎手（5戦0勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

3歳（2018年）

1月14日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で国分恭介騎手（6戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

6月16日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で国分恭介騎手（7戦0勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で国分恭介騎手（8戦0勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

7月8日、連闘で迎えた12戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

8月15日、中4週で迎えた13戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、Hit The Road賞（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた14戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、門別プロパンガス事業組合賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

10月2日、中4週で迎えた15戦目は、リンドウ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C33 C41（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着を確保した。

11月1日、中1週で迎えた17戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、門別グランシャリオジョッキーズ1（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた18戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、ビヤパーティーAiba浦河特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

12月6日、中2週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた19戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた21戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

4歳（2019年）

1月10日、中1週で迎えた22戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、カトレア賞（園田ダート1870m 曇/良）に出走。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

2月6日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたワンダースイルーロ決め手に屈してアタマ差の2着となった。

2月21日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた25戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1870m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のトーアレラをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

3月20日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C1（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上B2 C1（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

4月30日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた28戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。