ミツワコンサート（1995年生、母ジョリーコンサート）

ミツワコンサート（1995年3月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時6歳）と交配したジョリーコンサートが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地12戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

1月11日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた3戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 雪/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。

3月14日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、プレジャーレイにクビ差交わされて2着に惜敗した。

5月2日、中3週で迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったスギノイナズマに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月14日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。

6月28日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るツルギアンバーを圧倒的な末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

7月12日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の登別特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦1勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。

9月19日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

10月11日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は力尽きて15着に終わった。