デルマターコイズ（2017年生、母ワイメア）

デルマターコイズ（2017年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ターコイズ（天然石）」。毛色は鹿毛。種牡馬のオンファイア（当時14歳）と交配したワイメアが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳B5。

経歴

デビュー前

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

3月21日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

6月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で黛弘人騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた4戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったクサナギに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

8月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ワールドウィスラーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

8月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のサンアンティモニーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月22日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定戦の彼岸花賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。