エフテーチヤーズ（2001年生、母ビギナーズラック）
F T Cheers
2001.04.03
エフテーチヤーズ（2001年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のチアズサイレンス（当時8歳）と交配したビギナーズラックが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高橋牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、地方21戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
1歳のとき、高橋牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
元石孝昭厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2004年）
3月13日、デビュー戦は柴田未崎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。
4月3日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
4月18日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田未崎騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。
5月15日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で柴田未崎騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。
6月12日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。
7月18日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアポロドゥルガーに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。
8月7日、中2週で迎えた7戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。18頭立ての10番人気で大外18番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。
10月11日、中8週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（東京芝1600m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水出大介騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく17着に終わった。
10月31日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で水出大介騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。
12月5日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の恵那特別（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では伸びを欠き18着に終わった。
4歳（2005年）
1月13日、中5週で迎えた11戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。
2月15日、中4週で迎えた12戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、セイワカシオペアに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。
3月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって6着に敗れた。
4月12日、中5週で迎えた14戦目は、疾風特別（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。
4月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。
5月17日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。
5歳（2006年）
1月4日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた17戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C2（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。
2月8日、中4週で迎えた18戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。
3月9日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた19戦目は、牝馬限定の一般C2（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。
5月11日、中8週で迎えた20戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、ザッツザプレンティ賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。
5月24日、中1週で迎えた21戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、ブラックホーク賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。
6月8日、中1週で迎えた22戦目は、小野望騎手を鞍上に迎えて、丘珠特別（札幌(地)ダート1700m 雨/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。
6月20日、中1週で迎えた23戦目は、ダイタクリーヴァ賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。
7月5日、中1週で迎えた24戦目は、フェクダ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。
7月18日、中1週で迎えた25戦目は、JAひだか東いちご特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
8月1日、中1週で迎えた26戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、SPAT4発売記念特別（旭川ダート2100m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月10日、連闘で迎えた27戦目は、JA新冠特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月29日、中2週で迎えた28戦目は、ペプシコーラ特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は小野望騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月26日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、レオニズ特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は秋田大助騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月5日、連闘で迎えた30戦目は、さまに地場産フェア特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月19日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた31戦目は、レギュラーメンバー賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋田大助騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。