マエノエルスト（1999年生、母マエノロッチ）

マエノエルスト（1999年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時12歳）と交配したマエノロッチが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は江谷博徳。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、地方10戦0勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

成島英春厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

2月24日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

5月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

6月15日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のシルクラフィーネをクビ差振り切って初白星を挙げた。

11月2日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

11月17日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた6戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

4歳（2003年）

8月3日、約8か月の休養明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた8戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

11月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったケイアイステルスに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月16日、中1週で迎えた10戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

12月28日、中5週で迎えた11戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

5歳（2004年）

2月8日、中5週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（4戦1勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

10月18日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、秋風特別（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた14戦目は、錦秋特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、ビ・バップ特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた16戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、モスコミュール特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた17戦目は、皇海山特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（2005年）

1月8日、中1週で迎えた18戦目は、初夢特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1ロ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は粂川京利騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1ロ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた22戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。