ウインクエルフ（1989年生、母キクノウインク）

Wink Elf

1989.03.13

ウインクエルフ（1989年3月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のジユニアス（当時13歳）と交配したキクノウインクが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）三勝牧場。戦績は、中央平地13戦1勝。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

1月5日、デビュー戦は柿元嘉和騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた2戦目は、五十嵐忠男騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

2月9日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐忠男騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐忠男騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で柿元嘉和騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のバーディーバーディに1馬身3/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月13日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐忠男騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

6月28日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐忠男騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐忠男騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（函館芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐忠男騎手（6戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐忠男騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。