ディーエスパースン（2015年生、母キタノオハナ）

ディーエスパースン（2015年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人格。父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のスマートボーイ（当時20歳）と交配したキタノオハナが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。2017年のペリドット特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2017年）

4月18日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスーパーフレッシュチャレンジ競走（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

6月8日、中6週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、グラヴィオーラに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月22日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の「AIRDOメルマガ」賞（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るセンコーハーバを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月2日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るガーネットノームを上がり1位の末脚で3/4馬身差し切って勝利を手に入れた。

8月16日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのペリドット特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンの日商プロパン石油特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で宮崎光行騎手（7戦2勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり6着に終わった。

9月28日、中3週で迎えた9戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのジュニアクラウン（笠松ダート1400m 曇/重）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

10月24日、中3週で迎えた10戦目は、2歳地方重賞のゴールドウィング賞（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

11月24日、中3週で迎えた11戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ドリームスイーブルに交わされて3馬身差の2着となった。

12月6日、中1週で迎えた12戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのジュニアキング（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた13戦目は、2歳戦の私飲んでます!逃げない水素水36（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリトルセンチュリーに6馬身の差をつけて3勝目を手にした。

3歳（2018年）

1月20日、中2週で迎えた14戦目は、3歳500万下のなずな賞（中京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は佐藤友則騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

2月24日、中4週で迎えた15戦目は、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の桜月特別（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は高木健騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

5月9日、中6週で迎えた17戦目は、山崎良騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

9月21日、約4か月半の休養明けで迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（6戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた20戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、千代田区賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったアラモアナビーチにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

11月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

12月29日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、的中祈願隊賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

4歳（2019年）

1月22日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のカンパニリズモに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月4日、中1週で迎えた25戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二三（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2一二三（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。