ピースリング（2003年生、母ナイスファッション）

ピースリング（2003年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「平和環」。毛色は芦毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時23歳）と交配したナイスファッションが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方21戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上D2一。

経歴

デビュー前

柴田政人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

10月16日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は480kg。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた2戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

3歳（2006年）

1月14日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

5月27日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

7月2日、中4週で迎えた8戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 雨/重）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

8月5日、中4週で迎えた9戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

9月10日、中4週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

10月18日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したローズロックを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

11月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保利良平騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた13戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D7一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月29日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上D6三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた15戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤクモオペラオーを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上D6三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

4歳（2007年）

1月18日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた18戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

2月22日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキクノシャインに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月13日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルケイセンカに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月27日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモエレキセキレディに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

4月26日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C7一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（5戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマームリップスを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C5一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（6戦3勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C5二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で松平幸秀騎手（7戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スガノオペラに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

6月13日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C5一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で松平幸秀騎手（8戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C5一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で松平幸秀騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

9月27日、約3か月の休み明けで迎えた28戦目は、3歳以上C6三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で松平幸秀騎手（10戦3勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C6二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で松平幸秀騎手（11戦3勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C6一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で松平幸秀騎手（12戦3勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C6二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で松平幸秀騎手（13戦3勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。