ハリーケーン（2022年生、母チェインブラッド）

Hurricane

2022.03.21

ハリーケーン（2022年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ハリケーンより」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモーニン（当時10歳）と交配したチェインブラッドが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は津田牧場。主な勝ち鞍は2024年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、津田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

8月31日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のトラヴェリンバンドに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月9日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、2歳1勝クラスのオキザリス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

11月16日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、2歳1勝クラスの秋明菊賞（京都芝1400m 外回り 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で水口優也騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

3歳（2025年）

3月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で水口優也騎手（3戦1勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

3月15日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で水口優也騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で水口優也騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で水口優也騎手（6戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて、最後は2着のマーズオデッセイに1馬身3/4の差をつけて2勝目を獲得した。

6月8日、中4週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスの洲本特別（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で水口優也騎手（7戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスの西部日刊スポーツ杯（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で水口優也騎手（8戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。