ミライテーラー（2021年生、母ドバウィディエティ）

ミライテーラー（2021年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「未来+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時13歳）と交配したドバウィディエティが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヴェルサイユファーム株式会社。主な勝ち鞍は2023年のメイクデビュー京都(新馬)。

経歴

デビュー前

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月22日、デビュー戦は中井裕二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー京都（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のサムデイに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳1勝クラスのオキザリス賞（東京ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

12月10日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳G1の阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レース及びG1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で中井裕二騎手（2戦1勝）。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って18着に終わった。

3歳（2024年）

2月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中井裕二騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ネグレスコにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

3月24日、中3週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中井裕二騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のクリノオリーブに3馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

12月22日、約9か月の休養明けで迎えた6戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの冬至特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って16着に敗れた。

4歳（2025年）

1月19日、中3週で迎えた7戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの豊川特別（中京ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて16着に敗れた。

2月16日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は中井裕二騎手（5戦2勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

6月1日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（6戦2勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6月22日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスの甲州街道特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中井裕二騎手（7戦2勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。